2月2日『アウトロー俳句』編者出演のトークイベント「鬼はアウト」開催 東京・新宿で。
『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」 アウトロー俳句』を編纂した俳人・北大路翼と、歌人・野口あや子によるトークイベント「鬼はアウト」が、歌舞伎町ブックセンターで開催されます。
NHK「ハートネットTV」や、朝日新聞「ひと」欄でも紹介され大反響の本書。
元ホスト、バーテンダー、女装家、鬱病、依存症患者などが夜な夜な集まり、やりきれない思いを俳句に載せて詠み明かす、新宿歌舞伎町の俳句集団「屍派」。そこで生まれた俳句を集めた、ちょっと変わった句集です。
掲載句には
「キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事」
「太陽にぶん殴られてあつたけえ」
「春一番次は裁判所で会はう」
など、吟じた人のバックグラウンドやその場の情景がリアルに浮かび上がってくる句が満載。
このたび、本書の編者であり、新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」家元の北大路翼が、自らのホームである歌舞伎町にオープンした、いま話題の書店・歌舞伎町ブックセンターで開催されるトークイベントに出演します。歌人の野口あや子と、言葉と「アウト」の関係について熱く語り合います。
なお、本イベントの模様は、ニコニコ生放送で配信される予定です。
【イベント概要】
開催日時:2018年2月2日(金)19:00~21:00( 開場18:30~)
出演者:北大路翼・野口あや子ほか
会場:Jimushono1kai(歌舞伎町ブックセンター)
(東京都新宿区歌舞伎町2丁目28−14 電話03-6380-2259)
参加費:予約2000円(ワンドリンク付き)
当日2500円(ワンドリンク付き)
定員:40名
【チケット予約】
https://peatix.com/event/343524
「鬼はアウト」【イベント内容】
恋するほどに欲しくなる情念の裏表。 あなたの内にも鬼がゐる。(俳人・北大路翼)
節分前夜は新宿に鬼が集まる。つまりあなたが来るだけだ。新宿でその名を名乗れば只で酒が飲めたという伝説の作家、東洋のランボーともいうべき春日井建の作品をあや子が映像とともに朗読。後半は俳人の翼と歌人のあや子が言葉とアウトの関係を語ります。鬼(アウト)なコトバの世界、ごらんあそばせ。
野口あや子 朗読(30分)
休憩
北大路&野口トーク(70分) 計2時間程度
【出演者プロフィール】
北大路 翼 (キタオオジ ツバサ)
1978年横浜生まれ。新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」家元。小学5年生から句作を開始。会田誠より芸術公民館を引き継ぎ、「砂の城」と改称、城主となる。句集に『天使の涎』(第七回田中裕明賞)、『時の瘡蓋』がある。
野口あや子(ノグチ アヤコ)
1987年生まれ。名古屋在住。15歳の頃から短歌を始め、現在短歌結社「未来」に所属。
近年は各地で朗読活動を行い、2016年にはフランスで短歌朗読を行う。
最新歌集に『眠れる海』、詩人・三角みづ紀との共著に『気管支たちとはじめての手紙』(電子書籍)。
【歌舞伎町ブックセンターとは】
「LOVE」をテーマに愛に関する本を揃えた、ホストが書店員を務める本屋。新宿でホストクラブやバーなどを経営する元ホスト・手塚マキがオーナー。「東京ピストル」の草彅洋平がプロデュース、「かもめブックス」を手がける柳下恭平が選書を行っている。
【関連書籍詳細】
新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」 アウトロー俳句
北大路翼 編
1300円(税別)
単行本 46判並製 ● 176ページ
ISBN:978-4-309-02641-1 ● Cコード:0095
発売日:2017.12.19
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026411/